2014/02/07 oxymoron
ところで矛盾はいとおしいものだ。
正しさなど、それは、とてもおそろしい。
撞着語法が、中学生のころとても好きだった。oxymoron。満月の闇夜、なんて素敵な、広々とした語感なのかと思う。
わたしは世界中の矛盾を愛したいのだ。誤謬を問いただすのではなく。正論などを振りかざすものになど、なりたくない。
ーーでも、そうだというのに、わたしはわたしばかりの正しさに縋って、そのほかを認めることがまるでできない。ある一定の分野において。
受け入れられないなど、おかしいではないか。なぜ?どうして?自問はその先に結ばない。
おそらくは、この受け入れられない矛盾を受け取って、いずれは受け入れることをしなくては、その次にはつながらないのだと思うけれど。
だめね。