2014/02/07 「眠る間少しだけ飛ぼうか」

友達に教えてもらった坂本真綾の曲をここ数ヶ月、よくきいている。

はるか昔に、一度きいて、そのときにはあまり好きになれなかったのだけれど、今はとてもいいなぁと思う。

 

はるか昔というのは、多分中学生のときで、TSUTAYAで「少年アリス」というCDを借りたのだった。(長野まゆみの同名小説が好きだったから)でもそのときは、なんだか安定感がありすぎる感じがして、ダメだったんだよなぁ。

まあ、あの頃は女声のなかでも高くてかわいくて細い声が好きだったから、合わなかったのでしょう。湯川潮音もきけなかった。(Coccoとか鬼束ちひろとか、柴咲コウの力強さのある声は、平気だったんだけど)

その頃よりはいくぶん大人になった、いま改めてきくと、透明感と安定感が、すごーく耳に優しい。歌詞やメロディだけでなく声の好みも変わるものだなぁとしみじみ。変わるというか、広がるというか。

 

相変わらず女の人の歌ばかりきいているのは同じだけど、好きなものがふえるのは嬉しいね。

 

坂本真綾、きいているなかでは、とくに「パイロット」が好き。これ、17歳のときの歌なの?すごいな。こういう曲が好きなあたり、今月にはまた年を取るというのに、まだ思春期を抜けられていないなと思うのでした。