2月2日までのこと

 今朝、風呂に入れたお湯があつすぎたので冷水を注いでいると、わずか1センチほどもないなめくじが壁を這っているのにきづいた。とらえどころのない形は間違ってお湯の中に入りでもしたら、とけこんで見えなくなってしまいそうだ。わたしは湯船の外で鳥肌を立てているというのに/母が奈良美智のこどものような表情で上空を見ながら、椅子に体育座りしている/父「マルガリータ」

 


香川檀『想起のかたち 記憶アートの歴史意識』
中島智『文化のなかの野性』
中井久夫『徴候・記憶・外傷』
ジョルジョ・アガンベン岡田温司訳『スタンツェ 西洋文化における言葉とイメージ』

小説・詩
山尾悠子山尾悠子作品集成』
パティ・スミス、東玲子訳『無垢の予兆』

漫画
ふみふみこ『ぼくらのへんたい(1)(2)』
アルコ×河原和音『俺物語!!(1)』